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『王様と私と愉快で素敵な仲間たち、航海終了!』

ダブルキャストの子役20名含め総勢50名と言う大所帯。
クララホム首相役の遼生(小西遼生さん)とチャン王妃役の花ちゃん(木村花代さん)と彩ちゃん(島田彩さん)とスウィングの達ちゃん(植木達也さん)以外はお初の方々ばかりなカンパニー。

そんな『王様と私』の稽古が始まったのは寒風吹き荒ぶ2月上旬でした。

稽古場からの眺めは絶景。⬇️

今回は僕がキャスト最年長という若いカンパニー!
王様役の北村さんとは同年代の酒好きということもあって直ぐに意気投合。
「不適切世代」なんてお互いを突っ込みつつ芝居の話もあれやこれや。
ユーモアに溢れ、芝居に真摯で、子供のようなちゃめっけ満載。
いるだけで周りの空気を明るくする北村さん。
ステレオタイプになりがちな「王様」を、
知性豊かで愛嬌のある悩める一人の人間として血肉を通わせていく姿には学ぶところが多かったです。
色々なバージョンの「王様」を観てきたけど、僕の中では文句なしにナンバーワン。

若き仲間も才豊か!
とにかく、稽古を見ているのも刺激的で楽しかった。

今年は桜の開花も遅く、公演の開幕を祝うように花が街を彩ってくれました。⬇️

初日を前にした記者会見での写真。⬇️

東京公演は久しぶりの日生劇場。

思えば、僕が劇団に入った時に『オペラ座の怪人』が日生劇場で開幕しました。
なので研究生だった僕は毎日のように日生劇場通いをしてました。

ただ、日生劇場の壁がランダムに傾斜していて僕の身長だと辛い体勢を強いられるのです。
研究生ですから、早朝の稽古場掃除から始まりレッスンや稽古を経てからの劇場の時間はヘトヘト。
そんな中での一階席の後方通路での立ち見はなかなかキツかった。
それでも毎回ワクワクしながら観て拍手してましたけど!

そんな思い出深き一階の通路と壁。⬇️

そして、よく見上げていた独特のデザインな天井。⬇️

僕が初めて日生劇場に出演したのは、それから翌年の日生名作劇場『人間になりたがった猫』
突然出演を命じられ、約2週間の稽古での出演だったけど、
舞台の上で包み込まれるような温かさを感じたのを覚えています。

それから様々な作品で立たせて貰っていますが、
「人を育てる劇場」だと感じています。

さて、今回の『王様と私』、日生劇場は連日というか全回の満員御礼!!
そして開幕すると作品の評判は上々。

とは言え、舞台は生き物。
日々色々なことがありました。

役者も人間ですから、どんなに節制やケアをしていてもアクシデントは起こるもの。
体調不良を抱えても踏ん張って乗り切っているのです。
それにも限界があります。

そんなときのために、このところ「アンダースタディ」や「スウィング」というシステムが導入されています。
「アンダースタディ」は所謂「メインの役」のバックアップ。
「スウィング」は全ての役のフォローアップ。

今回、その両役が稼働する機会がありました。
出番=アクシデントを意味しますから、当然いつ何時くるかもわからず突然の出番となります。
にもかかわらず、しっかり役を務めくれ公演を続けられました。
普段の鍛錬と努力と集中力と備えがあってこそ!!
周りで支える皆の姿も含め、カンパニー力を感じました。

おかげで東京公演無事完走出来ました。
「大入り」もいただきましたよ〜。⬇️

続いて直ぐに大阪公演。
世の中はゴールデンウィークですから休んでるのがもったいない!

こちらも久しぶりの梅田芸術劇場メインホール。
ちなみに冒頭の写真はメインホールの客席。
変わらずシャンデリアが輝いていました。

楽屋はコロナ禍時に改装されてホテルのように綺麗になってました!
でも、大阪らしい温かさとカジュアルさは健在。

ちなみに初日にはこの札が掲げられます。⬇️

そして楽にはこの札が掲げられます。⬇️

大阪公演は短時間での怒涛の舞台稽古。
そして気づけば初日の幕が上がってた。
さらに気づけば大千穐楽を迎えていた。
そんな感覚でした。

大阪も東京に負けず劣らず温かく・・いや熱い客席でした!

キャストもレギュラーメンバーに復帰してカンパニー全員で無事に大千穐楽を迎えることが出来ました!!

大阪も全回満員御礼!
もちろん「大入り」もいただきました。⬇️

ブロードウェイの黄金期を創った「ロジャース&ハマースタイン」の作品、実は初出演でした。
その作品の奥深さ、音楽の豊かさは70年以上の時を経てもその魅力は褪せることなく輝きを放っていました。
20名を超える腕利きの厚い編成のオーケストラの響きは毎回ゾクゾクワクワクでした🎶

北村さんの王様、明日海さんのアンナ、本当に素敵でした!
そして若き仲間たちとも仲良くなれました。
みんな本当に才豊かで魅力的!
それから子供たち、本当に可愛かったなぁ〜
大切な仲間がまた沢山増えました!!

アンナを見守りつつシャムへ送り届け、シャムの行末も見守るオルトン船長。
無事に任務を終えました。
あっ、実はこっそり「ブッダ」として王宮にも潜んでました!

劇場に足を運んでくださった方、
公演に想いを馳せてくださった方、
公演に関わってくださった全ての方、
本当にありがとうございました😃

最後に楽屋の神棚の下で踊っていた「王様と私」と鎮座していた「ブッダ」を。⬇️

『南青山で 飛行士が 王子さまに 出逢った〜』

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