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『うつろ[虚]のまこと[実]―近松浄瑠璃久遠道行―』(仮)出演決定!

2018年6月3日(日)より、博品館劇場にて、『うつろ[虚]のまこと[実]―近松浄瑠璃久遠道行(ちかまつじょうるりみはてぬみちゆき)―』(仮)を、西森英行の作・演出、かみむら周平の音楽で上演いたします。

出演者には、伊藤裕一・大月さゆ・小多田直樹・加藤雅美・今 拓哉・中村龍介・松井勇歩など、多彩なキャストが揃います。

浄瑠璃作者・近松門左衛門と竹本座の太夫・竹本義太夫(後継・政太夫)の2人の関係性から、近松が義太夫のために初めて作った「出世景清」、世話物として確立させた「曽根崎心中」、そして心中物の代表作「心中天網島」を新たにアレンジして紡ぎ出す今作。

作・演出を手掛けるのは、様々な社会問題をエッジのある切り口で舞台として映し出し、さらには2.5次元舞台の作品作りにも定評のある、西森英行。

西森は歌舞伎作品や古典作品にも造詣が深く、過去にも、歌舞伎三大名作の一つ「義経千本桜」を、義経は実は女性だったという斬新な切り口でアレンジしたり、近松の時代人形浄瑠璃の代表作である「国性爺合戦」においては、近松自身を登場人物に投影させるなど、斬新な解釈やアプローチで古典作品にさらなる幅を広げて来た西森が、近松と義太夫が作ってきた浄瑠璃作品と、作り上げられたその背景と共に描き出す、渾身の作品となります。

そして、音楽はミニマルミュージックから壮大なオーケストラまで、さまざまな舞台・映画・テーマパークの音楽までもこなす かみむら周平が担当。大胆かつ緻密な西森作品を音楽で彩ります。

今回は出演者決定第一弾発表!物語は、近松と義太夫が、「出世景清」「曽根崎心中」「心中天網島」を世に送り出した舞台裏を軸に描かれます。

「出世景清」を巡る【出世之章(しゅっせのしょう)】、
「曽根崎心中」を巡る【名残之章(なごりのしょう)】、
「心中天網島」を巡る【生瓢之章(なりひさごのしょう)】の三章に分かれ、
上演形式は、【出世之章】と【名残之章】、【出世之章】と【生瓢之章】の二形式。

公演日程中、両形式を交互に上演し、半日・千秋楽のみ、三章全てを通した物語を上演する予定です。

【CAST】
伊藤裕一・大月さゆ・小多田直樹・加藤雅美・今 拓哉・中村龍介・松井勇歩ほか(五十音順)

『斬劇 戦国BASARA』にて黒田官兵衛を演じ、西森作品『フェイス』では多重人格のキャラクターを熱演し、今作で再びタッグを組む 伊藤裕一、ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』や『戯伝写楽2018』に出演する、元宝塚雪組の 大月さゆ、演劇集団キャラメルボックスに所属し、舞台だけでなくTVドラマにも出演する 小多田直樹、元SDN48のメンバーで、現在は舞台女優としてだけでなく、「梅まみ」としてライブ活動も行う 加藤雅美、劇団四季を経て『HEADS UP!』・『SHOW BY ROCK!!』・『レ・ミゼラブル』など多方面で活躍する 今 拓哉、映画「メサイア外伝-極夜 Polar night-」では主演を務め、数多くの舞台でも活躍する 中村龍介、『黒子のバスケ』に出演し、関西版 D-BOYSとなる劇団Patchのメンバーでもある 松井勇歩、など多彩な俳優陣が、近松と義太夫が作り出す浄瑠璃作品の濃密に絡み合う人間模様を演じます。

【STAFF】
作・演出:西森英行
音楽:かみむら周平
主催:『うつろ[虚]のまこと[実]―近松浄瑠璃久遠道行―』(仮)製作委員会

【公演日程】
博品館劇場
2018年6月3日(日)~6月10日(日)
上演される章については、後日公開。

【公式Twitter】
うつろ[虚]のまこと[実]【公式】
@utsuronomakoto

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