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『更地』に桜が咲きました🌸

3月に稽古スタートした『更地SELECT~SAKURAⅢ』
今月16日に開幕し24日に無事千龝楽を迎えました。

楽日から2日後の26日には5月・明治座の『細雪』初通し稽古!
そんなバタバタした状況ですが、やっぱり公演のことを振り返ってみたいと思います。

稽古が始まったのは桜の開花前。
沈丁花の香り漂う3月上旬でした。

大森カンパニーは今回初参加ですが、客席からは何作品も観ています。
『更地』シリーズも人情喜劇も大好物。
ちゃんと”人”が生きているし、作品が面白い。
大森さんとは劇場での遭遇率も高いし何度も”飲み会”ではご一緒してる。
芝居についてもあれやこれやと話させて貰ってました。

そして今回の公演にお声がけ頂いたという次第です。

でも大森カンパニーへの出演が決まってから、
とにかく役者仲間がニヤニヤしながら僕の耳元で囁くのです。
「今ちゃん、大変だよ〜!」って!!

あんな楽しい作品の裏に何が起きているのだろう!
その恐怖は日ごとに増して行きます。
とにかく台詞を覚えよう。
そして迎えた稽古初日!
正直、緊張は半端なかった。

その日に撮った写真がこれ ⬇️⬇️⬇️

笑顔の中にまだ恐怖が垣間見れます。

そして始まった稽古の日々。
ルフィでお馴染みな田中真弓さんが名付けた「大森地獄」。

「笑い」を追求して来た大森さんの感覚は鋭い。
しかも「お笑い」ではなく役者ならではの「笑い」

説明的な芝居や無駄な動きは限りなく削り取られていく。
シンプルに「初めて聞き・感じ・語る」ことを求められる。
繊細に間を紡いでいく。
そこから「笑い」を生み出していく。

言うは易く、演るは難し。

大森さんはせっかちだけど根気強い。
常に高みを目指して追求することをやめない。
なので稽古で繰り返し試していく。
僕は「大森1000本ノック」と名付けました。

でもね、この作業は濃密で刺激的でありがたい時間なのです。
その稽古の積み重ねが大森カンパニーの根幹。
客席で感じた心地良さと面白さはここに支えられていたんだなぁ〜

稽古も中盤の頃には同士のような一体感 ⬇️⬇️⬇️

稽古場打ち上げではこんな感じ ⬇️⬇️⬇️

そうして迎えた初日。
”更地”に次々と13本の作品が放たれていく度に見事な「笑い」の花が咲きました🌸

大森さんが稽古場でよく「答えは客席が教えてくれる」と言っていました。
「笑い」は舞台と客席の相互作用。
もちろん間を外せば客席の反応は鈍る。
それを毎日チェックして稽古してブラッシュアップ。
千穐楽までこの作業を欠かしません。

もはや戦友・同志に昇華された一体感 ⬇️⬇️⬇️

打ち上げではこの笑顔の花が満開🌸 ⬇️⬇️⬇️

公演を終えて思うこと。
「楽しちゃいけないってこと。」

「観る天国演る地獄」
芝居の世界ではよく言われます。
きっと好きなことを仕事にしている人にも共通して言えることかもしれません。

劇場は、演劇は、大好きで本当に素敵な世界。
そこに身を置いているのだから、やっぱり常に高みを目指し作品も自身もブラッシュアップしていかなきゃね。

そんなことを改めて考えさせられる作品でした!

で、ちょこっと番外編。

公演中、気分転換に行ってた空間 ⬇️⬇️⬇️

山口さんに教えて貰って素敵な癒し空間。
幼稚園児が体操してたり、芸人の方がネタ合わせしてたり。
そんな中で陽の光を浴びながらリフレッシュしてました。

さて、公演には多くの方が足を運んで下さいましたが、お一方だけご紹介。

なんと僕が酒造りをさせて貰ってる蔵の仲間。
酛場のボス、高井さん ⬇️⬇️⬇️

大森カンパニーは今年で10周年。
2009年4月に産声を上げて、30作品もの作品を生み出して来ました。

色んなことがありながらも作品創りに妥協やブレがない。
「地獄」と「天国」を両方育んでるのが主催の「大森ヒロシ」さん ⬇️⬇️⬇️

涙目なのは打ち上げで10周年のお祝いをサプライズでしたので!

これからもどんどん新たな作品を生み出して下さいね〜!!!

僕もこの場に戻って来られるよう一歩一歩。

『酒蔵記〜富山の巻〜』

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