昨年12月にKAATで幕を開けた『HEADS UP!』
稽古のスタートは10月中旬。
あれから5ヶ月の時が過ぎ迎えた3月12日。
そう旅公演を経ての東京大千穐楽。
無事この日が迎えられたことは本当に嬉しい。
でもこの日が来てほしくないと思うほど、この作品には愛着が・・・
スッタフ&キャストで色んな試練を乗り越えながら育んできたチームワークは最強!
ホントに最高のカンパニーとなってこの日を迎えられました。
そして初演より2歳近づいて再び出逢えた”小山田丈太郎”
この役に出逢えて、また色んなことを教わりました。
役が教えてくれること、沢山あります!
もはや自分でも自分とは思えない感覚の”小山田先生”
何しろ『ドルガンチェの馬』1001回の単独主演を成し遂げた人ですから!
「小山田さんに読売演劇大賞の功労賞をあげてください」
なんてツイートをした方がいたそうで嬉しい限り。(そんな部門は現在アリマセン!)
まぁ、1001回単独主演ですから!!
スゴイですよね〜
で、こちらが2幕を前にした”キング”
カンパニーでは、もはや特殊メイクと呼ばれてます。
そして無事に楽の舞台を終えてのカーテンコール。
劇中のセリフにもあるように、「舞台と客席は共犯関係」!
「一丸となってウソをつき騙される!」ことでマコトを生み出します。
だからこそ舞台は毎回が唯一無二なのです。
そんな唯一無二の大千穐楽を創り上げてくれた客席のみなさんとの記念撮影。
きっと舞台の神様もいる、そんな気がします!!
で、公演が終わると待っているのは”バラシ”
僕たちキャストは楽屋の片付けをしつつ、そんな”バラシ”をモニターで!
「黎明会館」が取り壊されていきます。
まぁ、舞台をバラしても舞台が出てくるっていうマトリョーシカ的な光景ですが!
そう、大千穐楽は「セットも壊してもいいんだよ。楽しいだろう。破いても、たたき割っても、ママに叱られないんだぜ。」
「我々役者が仕事を終えて、やれ打ち上げだ乾杯だと言っているそのに、スタッフにはまだこれだけの大仕事が残っているわけ」です。
いや僕たちが劇場に入る前にだって大仕事。
そう、僕らは支えられているからこそ舞台に立っていられるのです。
そして舞台はみんなで創り上げているのです!
スタッフの皆さんご苦労さまでした。
そして本当にありがとうございました!
本当に笑いが絶えす充実した日々でした。
一つの扉が閉まると一つの扉が開くのです。
いつかまた『HEADS UP!』に、そして”小山田丈太郎”に逢える日が来ることを信じています。
劇場に足をくださった観客の方にも感謝!!
では、最後にもう一枚。
強く逞しくそしていつも笑顔で僕たちの柱となり支えてくれたアニキの背中です。
僕たちの夢はまだまだこれから!
そう、「終わっちゃいねぇぜ』!!